おとうと

全力で「ああ、日本の風景だ」って感じさせるのはさすが山田洋次監督
やってる事はほぼ「男はつらいよ」の団子屋視点バージョン。
男はつらいよ」シリーズを観て来たご年配の方に対しては絶大な効果を発揮するんじゃないかしら。
もちろん本作独自の要素も十分あるんだけど、逆に「男はつらいよ」パロディ+独自要素の大量展開に尺が足りておらず描写不足で中途半端になってる点がいくつか見受けられるのは否定できず。
それでも100点満点で80点ぐらいは評価できる作品ではあるんだけど。