■
おお、これはかなりの当たりだ。
- 作者: 貴志祐介
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1998/12/10
- メディア: 文庫
- 購入: 38人 クリック: 500回
- この商品を含むブログ (184件) を見る
ラスボスがデカい包丁を持った人間ってリアルで怖い。 あと京都が舞台で昨日一昨日と歩いた地名が出てきて更に臨場感UP。
挿入される保険金犯罪の話やサイコパスの話も面白く。
207ページより
実は現実が一番ホラーじゃあるまいかッ。
子供たちにまで浸透した拝金主義。正義や道徳を口にすることは、ダサいと嘲笑され、他人を平気で傷つけるようなサイコパス的な価値観が、クールだとか、かっこいいとか言ってもてはやされます。