「国際四次元的ラッキョウ様物体合同研究委員」


戦争はなかった (新潮文庫 こ 8-3)

戦争はなかった (新潮文庫 こ 8-3)

短編集。ほとんどの話がかなり楽しめた。
人間の想像力ってスゴイ思いました。


ただ表題作の「戦争はなかった」だけがよくわからんかった。
突如大東亜戦争の存在が無かったことになる→主人公「そんなバカな。俺達頑張ったのに!」→街頭で「戦争はあった」と騒いで狂人として逮捕される。
……わからん。他がかなり面白いのにこれだけは何がしたいのかちっともわからん。
戦争を体験した世代と全く関わりのない世代の差なのかな。